スバルの新モデル「レヴォーグ レイバック」は、先代の「レヴォーグ」のスポーツ性から一線を画し、ゆったりとしたクルマになっているようです。この車名は、「Laid back(=悠々とした、寛いだ)」から考案されました。車名の由来通り、母体の「レヴォーグ」とは異なり、派生車としてゆったりとしたキャラクターが与えられているとのことです。
市場の6、7割がSUVである現在、SUBARUはアウトドア系のイメージは定着していましたが、都会的なイメージにはチャレンジできていなかったそうです。「レイバック」は、新しいスタイルに上質感を加えることで、アウトドアのイメージから離れたクルマになっています。ルーフレールは意図的に非装着にするなどの工夫がされていますが、最低地上高は200mmとってあり、街中でも下回りを擦らないように配慮されています。
デザインは、フロントとリア回り、ホイールアーチ部のクラッディングが専用デザインであり、洗練された大人びた印象を与えています。顔まわりは、ひとつの大きな面が繋がっているデザインであり、リアも安定感を持たせるためにボディ色と黒の部分の比率を微調整しています。アルミホイールもスポークが変化するデザインで、レイバックのテーマである「凛と包」の考え方を表しています。
走りについては、「レイバック」はアウトバックよりも一体感があり、取り回しも良いのが特徴です。1.8リットル直噴ターボ+CVTも適切に性能を発揮し、ドライバーの意志に齟齬のない走りを実現しています。
個人的な感想として、このクルマはバランスよくいいとこ取りをしていると思います。先進装備も充実しており、走り、乗り心地、操縦安定性もしっかりしています。初代「レガシィ グランドワゴン」や「ランカスター」をイメージしていただくとわかりやすいです。私たちはこれからも「レイバック」の活躍を見守っていきたいと思います。
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