近年では「うどん県」としても観光PRを行っている「香川県」。四国に位置する、日本で最も面積が小さい県です。瀬戸内海に面する温暖な気候でありながら、美しい島々が織りなすフォトジェニックなスポットが多いことも魅力です。
そこでねとらぼ調査隊では、2023年7月9日から7月16日にかけて「香川県の地名で美しいと思うのは?」というアンケートを実施しました。
アンケートでは計497票の投票をいただきました。投票いただいたみなさん、ご協力ありがとうございました! それでは結果を見ていきましょう。
第2位は、得票率10.1%で「高松市」となりました。高松市は香川県の県庁所在地であり、都市機能と自然が一体となった活気ある街です。高松の名は、豊臣秀吉の家臣・生駒親正が玉藻浦に居城を築き、高松城と名付けたことに由来しています。
日本三大水城と称えられる高松城の面影を残した「玉藻公園」は、多くの人々の憩いの場となっています。また、市内にある文化財庭園「栗林公園」も、300年以上受け継がれる回遊式庭園として公開されてきました。
さらに、源平合戦ゆかりの地である「屋島」や「屋島寺」、ロマンチックな夜景が広がる「獅子の霊巌(ししのれいがん)」、美しい風景の広がる「女木島」「男木島」など、観光スポットが多いことも高松市の魅力です。
第1位は、14.5%の得票率で「観音寺市(かんおんじし)」となりました。弘法大師がかつて神宮寺に聖観音の像を安置した後、観音寺と呼ばれるようになり、昭和の大合併、平成の大合併などを経てもなお地名が残っている街です。
香川県の西側に位置し、瀬戸内海、愛媛県、徳島県に面している観音寺市は、名物「伊吹いりこだし」などで有名。また、冷凍食品でおなじみの会社「テーブルマーク(加ト吉)」発祥の地としても、全国的に名が知られています。
投票時にいただいたコメントには「ありがたいと感じる地名」「音を観ると書いて“観音寺”というのが素晴らしい」という意見がありました。
&Buzzとしては、香川県が日本全国に広めるべき観光名所として注目されることは大変喜ばしいです。特に第1位の観音寺市は、歴史的な背景と美しい景観が融合した魅力的な街として、今後の発展が期待されます。ぜひ、観光振興や地域活性化のための取り組みが続けられることを見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Itmedia.co.jpのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。