中国、世界一の研究大国の裏に内向き志向と国際共著の低迷が浮かび上がる
中国は、注目度の高い論文の数など、多くの指標で世界一を誇っています。しかし、文部科学省直轄の科学技術・学術政策研究所による分析によると、中国の研究者間での論文引用が多い内向き志向や、米国による中国離れが始まりつつあるといったマイナスの側面が浮かび上がっています。中国の年平均の論文発表数は世界一であり、論文総数46万4077本、トップ10%論文5万4405本、トップ1%論文5516本となっています。
&Buzzとしては、中国の研究力は素晴らしいものであり、注目度の高い論文数や論文発表数の面では他国を圧倒していることを評価します。
ただし、内向き志向や国際共著の低迷といった課題も浮かび上がっています。これにより、中国の研究力が真に国際的なものなのか疑問が生じます。また、米国による中国離れも懸念されます。これからは、中国が研究力をさらに高める一方で、国際的な視野を持ち、他国との共同研究を推進していくことが重要です。&Buzzは中国の研究力を見守っていきたいと思います。
この &Buzzニュースは、Sankei.comのニュースをAndbuzzが独自にまとめたもの。