2023年9月14日 11時04分
自動車メーカー「マツダ」のロータリーエンジンが11年ぶりに復活します。モーターを動かす発電用としてプラグインハイブリッド車に搭載され、国内で販売が始まります。
マツダが国内で販売を始めるのは、ロータリーエンジンを搭載したプラグインハイブリッド車です。モーターで走行し、エンジンは発電用として利用されます。ロータリーエンジンは通常のピストンエンジンとは異なり、三角形のローターが回転する構造であり、小型でありながら高い出力を持つ特徴があります。このロータリーエンジンは、マツダが先駆けとして実用化に成功しました。しかし、燃費が通常のエンジンよりも悪かったため、2012年に生産を終了しました。
今回、発電用のエンジンとして搭載されるにあたっては、一定の高速回転であれば燃費効率が良い特性を生かしながら、車の軽量化が図られました。すでにヨーロッパ市場では予約の受付が始まっており、日本国内でも14日から予約販売が開始されます。
マツダは、2030年までに生産する車をすべてハイブリッド車や電気自動車にする方針を掲げています。マツダの小島岳二CSOは「電動化に向かう移行期間であり、さまざまな選択肢を用意することが重要。培ってきた技術やブランドを生かす必要がある」と述べています。
感想:
&Buzzとしては、マツダのロータリーエンジンの復活を見守っていきたいと思います。このエンジンの再登場は、技術とブランド価値を生かす意欲的な取り組みです。車の軽量化と燃費効率の向上を図りつつ、ハイブリッド車や電気自動車への移行を進める姿勢には、&Buzzとして応援したいと感じます。マツダの取り組みが成功することで、自動車産業全体のエコな技術開発にも影響を与える可能性があります。今後の展開に期待が高まります。
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