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2012年3月2日号の主な記事
人気bPは薬院エリア―エリアコミュニケーションズ調べ
 ()エリアコミュニケーションズでは平成24年1月度における同社運営の事業用ポータルサイト「テナントガイド」の福岡市中央区・博多区の1階店舗の募集賃料相場及びアクセス数をクロス集計したデータ(ベスト30)を発表した。

 集計結果によると福岡市中央区1階店舗でアクセス数が最も多かったのは「薬院エリア」914回で、前年4位から初めての1位となった。2位は「春吉エリア」712回で前年9位から7ランク上げ、3位は「大名2丁目エリア」682回で前年17位から14ランク上げた。

  募集賃料(坪単価)で最も高かったのは「天神1-2丁目エリア」3万8560円で、昨年同1位(5万5622円)に対し69・3%と大幅に下落。最低賃料は「春吉エリア」2729円という結果となった。平均募集賃料で最も高かったのは「天神1-2丁目エリア」3万0824円で、4年連続1位だが前年比97・5%と下落した。2位は「大名2丁目エリア」2万3252円(前年3位)で、前年比130・4%と大幅に上昇。3位は「大名1丁目エリア」2万0992円で前年2位からランクを下げたが賃料は前年比113・5%と上昇した。一方、平均賃料が最も低かったのが「笹丘エリア」3490円(前年27)で、前年比43・6%と大幅に下落した。

 また、中央区の平均募集賃料で前年比が最も上昇したのは「大名2丁目エリア」2万3252円で前年比130・4と大幅に上昇した。一方、最も下落したのは「笹丘エリア」3490円で前年比43・6%と大幅の下落となった。同サイトアクセス数ベスト30の中央区1階店舗の平均募集賃料は1万2392円で前年比98・7%と4年連続で下落傾向であることが分かった。

 中央区でアクセスされた平均面積は1714坪(前年比10・7%)で、その内31%が居抜店舗であることが分かった。

 同社では「薬院エリア」のアクセス数が多かった要因として、飲食店舗や美容室が天神・大名地区の賃料が高額なため薬院、今泉、警固など小スペースの賃料の安いエリアへ南下したことが考えられるとしている。物販店舗は昨年オープンしたレソラ天神、JR博多シティやキャルシティイーストビルなどに中小規模のセレクトショップが集約されたため、天神・大名エリアのアパレル系の1階店舗が空き状態になっている。今後は天神・大名地区のアパレル系が撤退したことで、1階店舗の賃料が下降傾向になり、徐々に飲食店舗等が増えてくるのではないかとみている。


 福岡市博多区1階店舗でアクセス数が最も多かったのは「博多駅南エリア」836回で、前年5位から初めて1位となった。2位は「美野島エリア」559回で前年7位からランクを上げ、3位は「博多駅前4丁目エリア」466回で前年28位から大幅にランクを上げた。募集賃料(坪単価)で最も高かったのは「中洲エリア」2万4198円で、昨年同1位(2万8350円)に対し85・3%と4年連続の下落となった。最低賃料は「吉塚エリア」3390円という結果となった。

 平均募集賃料で最も高かったのは「中洲エリア」1万7390円で3年連続の1位だが前年比79・7%と下落した。2位は「上川端エリア」1万6704円(前年4位)で、前年比114・5%と上昇。3位は「博多駅1-3丁目エリア」1万2937円で前年5位からランクを上げたが賃料は前年比91%と下落した。一方、平均賃料が最も低かったのが「諸岡エリア」5550円で5年連続の最下位となった。博多区の平均募集賃料で前年比が最も上昇したのは「古門戸町エリア」1万0681円で前年比121・9%と上昇した。一方、最も下落したのは「博多駅南」7148円で前年比74・8%下落した。同サイトアクセス数ベスト30の博多区1階店舗の平均募集賃料は9563円で前年比93・4%と3年連続の下落。1万円台を切ったのは5年間で初めてだった。

 博多区でアクセスされた平均面積は2123坪(前年比79%)で、その内31%が居抜店舗であることが分かった。

 「博多駅南エリア」のアクセス数が多かった要因として同社は、飲食店を中心に博多駅に近く賃料の安いこのエリアを選んだことが考えられるとしている。

  同社の西村社長によると、博多区の物販店舗は昨年オープンしたJR博多シティやキャナルシティ博多イーストビルなどの商業施設に集約されているため路面店での出店は殆ど無い。飲食店は博多駅周辺に集中しており、特に合同庁舎のある博多駅東エリアの1階店舗は激戦地区になっている。一方、九州最大の歓楽街「中洲エリア」は平均賃料も下落し、空き店舗も出始めている。

  福岡市中央区・博多区の店舗状況は2011年春の九州新幹線鹿児島ルートの全線開業で一変した。特にJR博多駅の「JR博多シティ」内に博多阪急を核とする巨大商業施設が誕生したことが、今日までのビジネス街のイメージを一変させた。それをキャナルシティ博多「イーストビル」のオープンが後押ししている。その影響で人の流れに変化が出始めた。天神地区では昨年、新NTTビル「アーバンネット天神ビル」の商業施設部分「レソラ天神」がオープンし、今年の春にはH&Mとフォーエバー21が出店する。今年はファッション系を中心に天神エリアVS博多エリアの商業施設への顧客争奪戦が激化することも予想されるため、中小規模の店舗オーナーは大型商業施設の動向を様子見的な状況にあるのではないかと分析している。

 

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