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2012年1月13日号の主な記事
三好不動産 リノベーション事業「スマイルデザインプロジェクト」

)三好不動産(福岡市中央区今川1丁目、三好修社長)が賃貸住宅の空室対策として進めているリノベーション事業「スマイルデザインプロジェクト」で、このほど九州産業大学の学生がデザインした賃貸住宅2戸が博多区東比恵に完成。築14年〜30年の物件が、新しい感覚で生まれ変わった。若い世代に、より好まれる部屋づくりの手法として注目される。大学側もユニークな学習の場として期待している。

 ゙学生デザイナー゛によるリフォームは、三好不動産が九州産業大学および内装工事を行う()サンコーライフサポートと契約を結び、賃貸物件のオーナーから発注を受け、大学側に内装デザインを依頼することでスタート。物件は、博多区東比恵4丁目のマンション(築14年)のワンルーム1戸と、同3丁目のマンション(築30年)の3DK1戸。

 同大学工学部住居インテリア設計学科の学生グループ2組が、1物件ずつ担当。課外活動やゼミの時間を使って部屋のコンセプトやテーマ、デザインを総合的に設計。施工時には現場で直接ディレクションも行ったという。設計に数週間、施工に2週間、合わせて1ヵ月余りで完成した。

 築14年のワンルームは、「Display Style-Shop感覚で見せて飾る-」がテーマ。靴の収納は、パイプに引っ掛けるだけ。クローゼットも扉を必要最小限にして、衣類や雑貨などを店舗のディスプレイのように゙見せながら゙収納するスタイル。


 デザインを担当した学生グループは、企画意図をより明確に伝えるため、実際に衣類や小物をディスプレイした状態で入居希望者を案内することを併せて提案した。

 「見せる」ことを意識して、洗面台と壁面に埋め込んだ収納棚もシンプルなデザインに。またキッチンもシートの貼り替えと取っ手の交換で、部屋のイメージにマッチするものに生まれ変わった。賃料は、リフォーム前の4万5000円から4万9000円へ、4000円アップした。

 築30年の3DKは、「Flexible Style-可変自在な空間-」をテーマに、自宅をベースに仕事をする若い夫婦を想定。機能的な仕事スペースと収納たっぷりのウォークインクローゼットを備えた1LDKのSOHO住宅に生まれ変わった。

 リビングと仕事スペースは、半透明の引き戸で区切られ、開け放てば1つの広い空間になる。キッチン、リビングから仕事スペース、寝室、浴室と、動線が一つの円で描ける使い勝手の良い間取りだ。賃料は、リフォーム前の6万4000円から7万2000円へ、8000円のアップ。

 いずれの物件も水回り機器を一新。浴室はサーモスタット混合水栓にするなどレベルアップして築年数を払拭する工夫がある。

 三好不動産経営企画部では「学生の発想には、こちらの既成概念を壊すような提案が少なくなかった。施工業者にとっても参考になることが多かったのではないか」と、学生デザイナーによるリフォームに期待する。同社はこれまでも入居者の趣味や趣向に合わせた斬新なデザインのリノベーションを行い、工事完了前に入居者が決まる物件も出るなど成果を上げている。今後も、オーナーの理解を得ながら進めていく意向だ。


()三好不動産
▽所在地/福岡市中央区今川1--
▽TEL/092(725)5000

 

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