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2010年12月10日号の主な記事
緑化製品「モスグラス」−吉村造園土木(株)九州営業所

 ヒートアイランド現象や地球温暖化対策に効果的な緑化製品「モスグラス」の九州での販売が7月から開始されている。販売元は吉村造園土木()(岐阜市柳津町上佐波2丁目276)の九州営業所。

 モスグラスとは人工芝とスナゴケを一体化したシートで年間を通し、緑の景観を保つ。シートは「排水層」「不織布(基盤)」「スナゴケ層」「保護層」の4層に人工芝を埋め込んだ構造になっている。

 サイズは600mm×600mmと300mm×300mmの2種類で、出荷時の乾燥重量はu当り600mmサイズのもので約2kg。湿潤時で約12kgとなる。


 モスグラスの大きな特長は通常の芝と違って刈り込みなどの管理が不要という省メンテナンス性と植栽基盤の環境を選ばないため、培土が不要ということだ。その効果はヒートアイランド現象を緩和し、二酸化炭素の固定により、地球温暖化を抑止するというもの。

 実験では屋上に設置したモスグラスとスラブ面との温度差は、最大値で12度が測定された。また、金属屋根の物置天井面にモスグラスを設置した実験では、モスグラスの有無で屋根裏温度は約20度、室内温度は約3度の差がみられた。

 設置は屋上面、コンクリート面、耐荷重制限の厳しい場所など、従来の製品に比べ設置場所の制限が大幅に軽減されている。またスナゴケの枯渇するリスクもあるが、垂直面への施工も可能。

 施工はモスグラスの裏面に専用の接着剤を塗り、上から圧着するだけのシンプルなもので、特別な工具や工法は必要ない。

 販売単価は1u(モスグラス2・8枚分)当り2万円で、別途施工費が3000円/u。


 従来の製品と比較して価格は高いが、メンテナンスフリーであるため、ランニングコストは掛からない。

 福岡市では博多区の覚栄寺の屋根にモスグラスが施工されている。また、来春、福岡市西区に開業予定の大型ショッピングモールへの設置も検討されている。

 また、福岡市住宅都市局から福岡市の「屋上・壁面緑化助成制度の対象商品」となっており、モスグラス導入に際しては、助成金も交付される。

問い合せ先

 ▽社名/吉村造園土木#九州営業所▽所在地/福岡市早良区百道浜4−3−3−402▽電話/092−517−6364▽Eメール/info egarden.cc

〔スナゴケ〕
 キボウシゴケ科のコケで、山地の日当たりの良い場所の乾いた岩の上に生育。日向と乾燥に強く、約5年で世代交代を行う。


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