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2010年10月1日号の主な記事
平成22年度福岡県地価調査の概要

 平成22年度福岡県地価調査(基準地価/平成22年7月1日)の概要が9月22日、福岡県企画・地域振興部総合政策課から発表された。福岡県の基準地価は全用途平均で前年比3・5%下落、118年連続で下落した。住宅地は前年比2・9%の下落となり13年連続で下落、商業地は前年比4・9%下落、3年連続の下落となった。上昇地点はなかったが、宅地見込地を除き下落率は縮小、横ばい地点が前年の3地点から8地点に増加した。なかでも福岡市の商業地では前年の15・9%下落から6・2%の下落へ下落率は大幅縮小した。博多駅周辺では来年3月の九州新幹線(鹿児島ルート)の全線開業に向けた博多駅の改築や周辺整備の影響から、先ごろ国土交通省が発表した四半期ごとの「地価LOOkレポート」(4月1日〜7月1日)でも上昇を示していた。景気の持ち直し傾向は緩やかであり、まだ予断を許さないが、住宅需要増のための政府の諸政策もあり、地価は一部地域では持ち直しの動きも見られる。しかし、面的な拡がりにはいたっていない。福岡県内の最高地価(1平方◆当たり)は、住宅地が福岡市早良区百道浜4−23−2の25万5000円、商業地は福岡市中央区天神1−12−3「天神木村家ビル」の335万円。

 林地を除く福岡県内の全基準値(910地点)の平均価格は、1平方◆当たり8万2500円。前年と比べた平均変動率はマイナス(以下☆)3・5%で、下落率は0・8=cd=a23b縮小したが、18年連続で下落した。

  (以下、価格はすべて1平方◆当たり)

 〔住宅地〕

 住宅地の平均価格は4万6800円。平均変動率は☆2・9%で、13年連続の下落となったが、下落率は前年に比べ0・4ポイント縮小した。 

 福岡市の住宅地の平均価格は10万8900円。平均変動率は☆2・3%で、前年の☆3・4%から下落率は1・1ポイント縮小した。一方、北九州市の住宅地の平均価格は6万2600円。平均変動率は☆3・2%で、前年の☆3・7%から下落率は0・5ポイント縮小した。

 住宅地の価格高順位では、福岡市の基準地が上位10位まで占めており、最高価格は、昨年と同じく福岡市早良区百道浜4-23-2の25万5500円。前年の26万円から1・9%下落した。2位は福岡市早良区西新7--3624万2000円。前年の24万5000円から1・2%下落した。早良区が上位3位まで占め、4位まで前年と同順であった。 

 住宅地の変動率上位地点では、上昇地点はなく、北九州市八幡西区星ヶ丘3-17-18、福岡市中央区小笹1-20-24、福岡市南区筑紫丘1-13-46など7地点が横ばいとなった。 

 変動率下位地点では、10位中6地点が朝倉郡筑前町の基準地で、筑前町当所字宮ノ前238-2の☆8・2%が最大の下落率となっている。福岡市への通勤通学など交通利便性に劣る地域の下落が続いている。

 〔商業地〕

 商業地の平均価格は21万2400円。平均変動率は☆4・9%で3年連続の下落となったが、下落幅は前年に比べ2・5ポイント縮小した。

 福岡市の商業地の平均価格は59万7100円。平均変動率は☆6・2%で、前年の☆15・9%から9・7ポイント縮小した。 

 北九州市の商業地の平均価格は15万6900円。平均変動率は☆4・6%で、前年の☆4・8%から0・2ポイント縮小した。

 商業地の基準地価格高順位では、福岡市中央区と博多区の基準地が10位まで占めており、最高価格は、福岡市中央区天神1-12-3の335万円。前年の350万円から4・3%下落した。2位は福岡市中央区天神2--17の295万円。前年の321万円から8・1%の下落となった。3位は福岡市中央区渡辺通4--18で210万円。前年の231万円か9・1%の下落となった。

 商業地の変動率上位地点では、春日市春日原東町3-22の☆0・7%が1位、2位は福岡市博多区博多駅前3-21-12の☆0・8%で、上昇地点はなかった。春日市春日原東町は、後背の住宅地の価格が比較的に安定しているため、その影響で概ね横ばいで推移している。

 博多駅前は、来年3月の九州新幹線の全線開業と新博多駅の開業を控え、事業所用地やビジネスホテルの需要が出てきた。

 変動率下位順位では久留米市東町32-2の☆11・9%が最大の下落となった。次いで福岡市市中央区那の津5--1の☆11・5%、福岡市中央区天神3--18の☆11・4%の順。

 久留米市東町は大型商業施設の進出などにより旧来からの商業地の地価下落が続いている。福岡市中央区天神3は景気後退による不動産投資・融資などの減少などが下落を招いている。

 〔市区町村別〕

 住宅地の市区町村別の平均価格(1平方◆当たり)は、福岡市中央区が16万6500円で最も高く、次いで同早良区の13万2000円、同城南区の12万200円となっており、以下、福岡市博多区、同南区、同西区、春日市、北九州市戸畑区の順となっている。

 住宅地の市区町村別の変動率では、朝倉郡筑前町が☆7・5%と最も下落したのをはじめ、遠賀郡芦屋町が☆5・5%、朝倉市と遠賀郡遠賀町が☆4・8%、宮若市が☆4・7%となっており全ての市区町村で下落している。

 大牟田市(☆4・2%)など18市町村では下落率が拡大したが、北九州市など42市町村では縮小または横ばいとなっている。 

 商業地の市区町村別の平均価格は、福岡市中央区が112万7400円で最も高く、次いで、博多区61万2500円、北九州市小倉北区が28万600円となっており、以下、福岡市早良区、同南区、同城南区、同西区、大野城市の順となっている。

 商業地の市区町村別の変動率では、福岡市中央区の☆8・0%が最も下落率が大きく、次いで田川市が☆7・7%、大川市と朝倉市が☆7・4%の下落となっている。

 大牟田市(☆5・1%)など23市町村では下落率が拡大したが、北九州市など37市町村では縮小または横ばいとなっている。とくに福岡市は前年の☆15・9%から☆6・2%へ9・7%の縮小となっている。

 

 


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