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2007年5月11日号の主な記事
樺キ崎材木店独自路線の住宅建築
(株)長崎材木店(古賀市天神5-10-3、長崎秀人社長)の、ユーザーを対象にした「森林伐採見学ツアー」が、今静かな注目を集めている。
杉の産地で名高い宮崎県西臼杵郡高千穂町、日之影町、五ケ瀬町の山で、杉の植林体験や山林・製材工場を見学するというもの。
ツアー4回目となる今年は、4月に実施して10家族、子どもを含む約50人が参加して賑わった。

同社は明治30年創業の今年110周年を迎える材木店直営の住宅会社。
多彩な住宅展示場を拠点に、年間約50棟の注文住宅を独自路線で供給している。
長崎材木店は、家づくりの基本に宮崎県西臼杵地区の木目が詰った高千穂杉を使っているが、この高千穂杉を仕入れるために、同社は現地の森林組合と直接提携して山ごと買い付け、しかも、60年先の将来まで考えて植林も行う契約をしている。 「森林伐採見学ツアー」は、山ごと買い付けていることから始まった。

「自分の家の杉の木が、どんなところで育ち、どのように加工されて、材木になっていくのかを知ることで、より一層自分の家に愛着がわくのではないか」 (長崎秀人社長 )という素朴な発想による 05年からスタートして都合4回目となる今年の春の「森林伐採見学ツアー」は、4月7日、8日の2日間実施した。
大型バスで午前8時に福岡を出発。約3時間かけて目指す宮崎県西臼杵郡日之影町の産地に着いた。 現地は大良共有林という森林組合の山で、昨年、伐採したところ。

今回のツアーは、山林の見学とともに植林を体験し、ツアー参加者約50人は、1人約10本の杉の苗木を植えた。
合わせると約500本の植林となり、50年後は、見事な杉の木に成長する。
2日目は、高千穂町、日之影町、五ケ瀬町の3町出資による第3セクター「(株)もくみ」の製材工場を見学した。ここでは伐採した原木を製材して、乾燥窯に入れて、製品にするという一連の工程が具体的に分かる。
全国でも先進の製材工場は、オートメーション化しており、乾燥窯も重油タイプから木くずを燃やして乾燥させる新しいタイプになっている。

同社は宮崎県西臼杵郡高千穂町、日之影町、五ケ瀬町の産地から木材を導入しているが、ツアーもこれに合わせて3つの町を1年毎順番に回る。
伐採した産地には、植林をする仕組み。同社の買い付けは、年間3ヘクタールに及ぶ。
1ヘクタール約20棟分の木材を取得できるため約60棟分になる。 寒暖差が激しい宮崎県北部の、標高1000m以上の山で育つ杉の木は、木目が詰まって良材といわれる。

同社は「良い杉を産地から買い入れて家をつくりたい」(長崎秀人社長)ことから探し求めて宮崎県西臼杵地区の山に着目した。
西臼杵型産直住宅推進協議会の「西臼杵型産直住宅」の仕組みは、長崎材木店が直接森林所有者の立木を買い取り、素材生産業者に伐採・搬出・運搬を委託し、(株)もくみに製材・乾燥加工を委託するというもの。
なお森林所有者は、植栽・保育していくことが条件となっている。

このように長崎材木店は、杉の産地と連携してユーザーのニーズに対応した注文住宅を主に建築している。年間約50棟を供給する営業の拠点は、同社独自の第1〜第5住宅展示場にある。いずれも外観は多彩だが、屋内は天然木材や自然素材を生かしている。
第1、第2展示場は本社敷地内にスタンダードの「癒しの家」と山荘風の「楽しい家」、第3展示場は福津市の海岸前に別荘風の「ランドシップ」、第4展示場は古賀市の大型戸建団地「四季彩の杜・美明」にモダンなキュービック型の「オ・ハ・コ」、第5展示場は太宰府市に和風の「OMソーラーの家」と全て異なるタイプを揃えている。

▽社名/株式会社長崎材木店▽所在地/福岡県古賀市天神5-10-3▽創業/明治30年4月10日▽代表取締役/長崎秀人▽営業種目/注文住宅事業部、分譲住宅事業部、増改築事業部、管理仲介事業部((株)長崎土地建物)、木材・資材事業部▽TEL/092(943)5724▽FAX/092(942)4600
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