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2007年1月26日号の主な記事
注目のコインロッカービジネス 潟tジが九州進出
行楽地や旅先でだれでも一度は利用したことがあるのがコインロッカー。これまでJRや私鉄の駅構内が主力だったが、最近では駅を一歩出たところ、繁華街の一角やホテル、コンビニ前などに設置され、東京・大阪などの大都市では結構利用者が多い。わずか半坪ほどのデッドスペースを活用して設置したJRや私鉄以外の、街中の私設コインロッカーシステムが、低金利が依然として続く昨今、安全で有利な「空間レンタルビジネス」として注目を集めている。
この街かどコインロッカー・ビジネスをフランチャイズシステムで全国展開しているのが、東京都荒川区に本社を置く株式会社フジ(横山明久代表取締役)だ。そのフジがこのほど九州に進出、福岡営業所(福岡市中央区笹丘1、八尋義明所長)を開設し、コインロッカーの設置場所を提供する地権者を募集している 同社は、コインロッカーの製造・販売を行い、過去20年間に関東・関西を中心に約800ヵ所でコインロッカーを設置・営業する業界の最大手。同社が土地を探し、オーナーにロッカーを購入してもらい設置、運営を委託するフランチャイズシステムをいち早く開発し、躍進を続けている。

このビジネスは、同社が本部(オーガナイザー)となり、地権者、ロッカーの所有者(オーナー=投資家)の3者が危険分担して、空間をレンタルするニュービジネスだ。はやりすたりのない長期安定して収益が得られる事業としてテレビでも紹介され、話題となった。大きな成長が期待される。
現在、オーナーの申込者が多く、設置場所が不足気味なため土地の提供を広く呼びかけている。
駅前や人通りの多い商店街などにスペースがあるが、狭いため利用方法に悩んでいる地権者に、コインロッカーの設置を勧めている。 同社の説明によると、土地の提供者には毎月売上の40%が支払われる。
売上はコンピューター管理しており、翌月10日に振り込む。 負担は1ヵ月800円程度の電気代のみで、ロッカーの設置、運営管理、清掃、撤去から鍵紛失などの顧客とのトラブルにいたるまで地権者には一切手間も費用もかからない。
そのうえ、違法駐輪やゴミの放置などもなくなり環境美化にも繋がるという。

このビジネスの利点は、半坪ほどの空きスペースがあれば稼働率にもよるが、年間20〜30万円程度の収入が見込めることだ。 ロッカーは、大型の300円ボックスと小型の200円ボックスがあり、標準タイプは1基1列5段(ボックス) で、サイズは幅43p、奥行60.5p、高さ188p。1回の使用料は200円が主力となっている。 例えば4基20ボックス、1回200円のコインロッカーで、稼働率50%の場合、地権者の収益は次のようになる。
▽1日の売上(20ボックス×0.5×200円)2000円▽1ヵ月の売上(2000円×30日)6万円▽地権者受取(40%)2万4000円▽1年間の受取28万8000円。 コインロッカーの設置台数が増え、稼働率が上がれば、土地を提供するだけで大きな収益が得られる。

東京のあるJRの駅では1日150万円〜200万円の収入があるというからすごいビジネスだ。 顧客はサラリーマンから街かどで商売している人たち、移動販売員、観光客など多種多様で固定客も多い。場所がよく、その存在が認知されると、稼働率は上がり、100%も可能だ。

福岡営業所の八尋所長によると、福岡市内では、建替え工事が始まる博多駅周辺でコインロッカーの需要が伸びるとみており、反響も良いそうだ。
博多駅、天神周辺でそれぞれ10カ所、中洲で5カ所、他にも周辺部の西新、香椎、高宮近辺で数多く設置したいとしている。また、各県の県庁所在地や観光地など九州全域で展開していく方針だ。
なお、同社のコインロッカー・ビジネスのフランチャイズに加盟したい人(オーナー)は、同社と代理店契約などを結ぶと同社が、独自の市場調査により設置場所を開拓し、地権者と土地使用を取り決める。
オーナーは設置場所を確認後、費用の見積りを依頼し、ロッカーを購入、設置する。設置後は月1回の集金(地権者へ支払い)ロッカーの清掃などを行う。

フランチャイズ契約には▽代理店契約▽加盟店契約▽サイドビジネス契約の3種類があり、契約金、ロッカーの価格などで差異がある。代理店契約が50万円、加盟店契約が20万円、サイドビジネス契約は加入料は無料だが、契約の際に機械などの代金の手付金として50万円の支払いが必要となっている。
コインロッカーの価格は、1列5段(1基)の標準ものが40万円程度で、最小4基から始められる。 このほか、開業するには屋外ロッカー用テント代(4基用は工事費込みで約18万円)、電源制御装置(約28万円)、ロッカーの毀損に備える機械保障制度加入料(1ボックス年間720円、テント年間6000円)などが必要で、オーナーになるには少なくとも200万円から300万円の自己資金が必要となる。

コインロッカーの売上の40%は土地を提供する地権者に配分され、残りの60%がオーナーのものになるが、2年目からはロイヤリティーとしてフジに売上の5%を納めることになる。
また、オーナーは売上の15%の料金で維持管理を専門会社((株)フジサービス)に業務委託することができる。この場合、オーナーは売上の15%を手数料として支払う。そのため、オーナーの初年度の収入は売上の45%、2年目以降は40%となる。
地方在住者でも運営管理を代行してもらえば東京、大阪など大都市でのコインロッカー・ビジネスが展開できるのが魅力だ。 コインロッカーの耐用年数は10年から15年程度で、8年から10年に1度リニューアルすれば20年以上の営業が可能となる。万が一破損してもフジが責任をもってアフターフォローする。

オーナーは、現役のサラリーマン、退職者や脱サラ組、公務員、自営業者など多方面に亘り、銀行員など金融関係者も少なくないという。 余裕資金を活かしたサイドビジネスとして好適だが、設置台数、設置場所を増やして専業にしたオーナーも多い。全国に散らばるオーナーの総数は現在、約370人で、そのうち100人以上が複数の設置場所を持ち、20人を超えるオーナーが10カ所以上で運営している。
同社の説明によると、コインロッカー・ビジネスの主な特徴は、1.はやりすたりのない長期安定事業2.24時間フル稼働で、手間をかけずに毎日現金収入が得られる3.設置場所はフジが責任をもって紹介4.銀行預金より利益率がよい5.清掃、管理、集金が容易6.トラブル、メンテナンス、クレームは本部が代行する−などとなっている。
同社では、「ローリスク&スティブルリターン(少ない投資で、安定した収益)で、確実な事業を望む人にピッタリ」で、開業後すぐに大儲けできると過大な期待をする人には代理店を断っているという。

〔問合せ先〕 ▽(株)フジ福岡営業所▽住所/福岡市中央区笹丘1丁目18番7号▽電話・FAX/092(722)6399 ▽携帯電話/(八尋所長)090-8410-7368 〔会社概要〕 ▽会社名/株式会社フジ▽所在地/(〒116−0013)東京都荒川区西日暮里5丁目6番12号 フジビル▽電話/03−5850−4555(代表)▽FAX/03−3807−5252▽資本金/1000万円▽代表取締役/横山明久▽取引銀行/みずほ銀行、三井住友銀行他▽取扱商品/コインロッカー、時間貸しパーキング、自動販売機、自動証明写真機の販売・設置・メンテナンス◇平成3年1月、サービス・メンテナンス部門の株式会社フジサービス設立。平成15年4月、大阪支店開設。平成17年4月、九州地区・福岡営業所開設。
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